第106回全国高校野球選手権島根大会が12日、開幕する。昨年と同じ38チームが出場し、県立浜山公園野球場と松江市営野球場を舞台に、甲子園出場を懸けた熱い戦いが繰り広げられる。

 今春の県大会上位4校(益田東、石見智翠館、大田、矢上)がシード校。同大会覇者の益田東は層の厚い投手陣を中心に守り、打線は切れ目がない。山陰大会を制した石見智翠館は、攻守のバランスが良い。安定感のある大田、打線に磨きがかかった矢上も上位をうかがう。シード校以外でも立正大淞南、大社、浜田などに力があり、混戦が予想される。

 開会式は12日正午から松江市営野球場である。休養日を除き26日までの11日間の日程で行われる。

 大会を前に各チームの戦力、横顔を紹介する。

【高校野球島根大会】全38チーム徹底紹介! 練習、主将の意気込み動画、メンバー表 A~Dゾーンの詳細展望も 12日開幕