【松江】松江市浜乃木7丁目、島根県立大松江キャンパスで12日、県立大短期大学部生と中国や韓国の大学生が交流し、互いの文化への理解を深めた。
県立大では海外の大学から学生を招き、異文化交流をしようと、2011年から研修を開いている。11回目の今回は中国の寧夏大、韓国の国民大学校などから学生10人が来県した。学生らは5日から19日間、浜田市や松江市などで観光や文化などを学ぶ。
中国や韓国の学生は県立大短期大学部文化情報学科の1年生13人に自分が通う大学や食文化、好きな日本のアニメ・ドラマなどを紹介した。中国では敬意を示すために食事を少し残す文化があることや、氷水ではなくお湯を日常的に飲むことを説明した。学生からは「好きなジブリの映画は」など質問が出され、拍手で交流を深めた。
13日は学生が考えた松江市内を巡るツアーで、中国や韓国の学生に島根の魅力を伝える。
中国の寧夏理工学院日本語学科2年の黄君如さん(20)は「島根は空気や自然が良く、過ごしやすい。交流して皆さんが優しく好きになった」と笑顔だった。(林李奈)













