松江市浜乃木7丁目、島根県立大松江キャンパスでこのほど、フォークダンスを通じて大学生と地域住民が交流する催しがあった。地元の民謡などに合わせて約180人がそろった動きで踊り、楽しんだ。
コロナ禍で中断し、5年ぶり2回目の開催。松江キャンパスの4学科で共通の授業を学ぶ1年生155人と松江市フォークダンス連盟の26人が参加した。
学生らは体育館いっぱいの大きさの円を作り、5曲を踊った。石見銀山で採掘に従事した女性たちがモチーフの「石見銀山捲(ま)き上げ節」では、汗を拭ったり、ほこりを払ったりする動きをそろえて、会場がまとまった。
保育教育学科の林瑞琴(みこと)さん(19)は「普段接点がない人とダンスを通して交流できて楽しかった」と話した。(森みずき)