リサイタルのチラシ
リサイタルのチラシ

 打楽器奏者・杉原響平さん(31)=出雲市塩冶町=のリサイタル「タイムライン 打楽器で紡ぐ20世紀と21世紀の音楽たち」が9月8日午後2時から、雲南市加茂町宇治のラメールである。ピアノ奏者・菅原史子さんとの二重奏を含め計6曲を披露する。

 杉原さんはオランダのマーストリヒト音楽院を卒業し、現在は山陰フィルハーモニー管弦楽団に所属しながら、ラメールマスターズプロジェクトの講師も務める。

 ラベルの「前奏曲」を皮切りに、チェレプニンの「ティンパニとピアノのためのソラチネ」などを演奏する。ラストの「羅〓(目ヘンに候の人ベンの右の縦棒を取る)(らごう)★計都(けいと)」は作曲家・平野一郎さんがリサイタルのために書き下ろした。50点以上の打楽器を使う楽曲で、世界初演となる。

 杉原さんは「妥協のないプログラムを用意し、打楽器の魅力が詰まった演奏会になっている。ぜひお越しください」と呼びかけた。

 午後1時半開場。チケットは全席自由で税込み千円。ラメールやイープラスで購入できる。未就学児入場不可。

 問い合わせは杉原さん、電話090(9504)8274。またはラメール、電話0854(49)8500。