出雲市の女子サッカーチーム「ディオッサ出雲FC」のユースチームが、群馬県で開かれる「第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)」に初出場する。全国9地域の代表16チームが出場し、国内女子U-18のトップチームを決める大会で、選手たちは上位進出へ意気込んでいる。
ディオッサユースは2015年に設立。松江市と出雲市を中心に高校生8人、中学生30人で構成する。GKの江角彩希主将(17)=大社高2年=を中心に守備を固め、パスをつないで全員で攻め上がるのが特徴だ。
6チームが出場した中国地区予選に3年連続で挑戦し、6月30日の決勝はサンフレッチェ広島レジーナユースに0-3で敗れたものの2位で、2枠ある代表の座を獲得した。
全国大会は29日にトーナメント1回戦を実施し、8月2日に決勝がある。初戦は前回準優勝のセレッソ大阪ヤンマーガールズU-18(関西代表)と対戦する。
江角主将は「相手は個人の技術力が高く、強いチーム。チーム全体でカバーして戦い、優勝を目指す」と意欲。高橋知也監督(31)は「選手たちは楽しみながらやってほしい。明るい選手が多いので、物おじせずにまず1勝を期待している」と話した。
(佐藤一司)