知的障害者のスポーツ振興に取り組む、スペシャルオリンピックス(SO)日本・島根(速水雄一理事長)の体験会が21日、安来市沢町の安来南体育館であった。アスリートやボランティアなど約30人が、バスケットボールで交流を深めた。
参加者はパスやシュート、ドリブルを練習。2分間のミニゲームでは、パスを受けるとゴールに向かって果敢にドリブルで切り込み、シュートが決まると拍手して喜んだ。
初めて参加した松江養護学校小学部4年の内田雄大さん(10)は「シュートが入って楽しかった」と笑顔。同校中学部3年の仙田拓夢さん(15)は「またやりたいと思った」と話した。
体験会は、SO日本・島根が活動への理解を深めてもらおうと、安来市で初めて企画した。
(狩野樹理)