障害物競走で、箸でピンポン球を移す児童=島根県邑南町高見、高原公民館
障害物競走で、箸でピンポン球を移す児童=島根県邑南町高見、高原公民館

 島根県邑南町高見、高原公民館で25日、夏休みに入った児童のミニ運動会があり、障害物競走やクイズといった6種目で熱戦を繰り広げた。

 地元の高原小学校2~6年生15人が参加した。2チームに分かれた障害物競走では、器に入ったピンポン球13個を箸で別の器に移す作業に苦戦する児童が続出した。焦ってうまくピンポン球をつかめない児童に、仲間から「落ち着いて」「ゆっくりでいいよ」と声援が飛んだ。

 うちわに風船を載せた競走やじゃんけん大会、人気曲のダンスといった種目をこなし、児童たちの楽しそうな声が響いた。

 2年の上田都和さん(7)は「難しい種目もあったけど、夏休みにみんなと遊べて楽しかった」と笑顔だった。

 ミニ運動会は夏休み中の子どもに遊びの場を提供しようと、地元のNPO法人たかはらんどが企画した。(吉野仁士)