ヒマワリ畑で遊ぶ子どもたち=松江市美保関町森山
ヒマワリ畑で遊ぶ子どもたち=松江市美保関町森山

 【松江】松江市美保関町森山の農地で、ヒマワリ約2千本が満開となった。成長した大輪が豪雨に耐えて近隣住民を和ませている。

 ヒマワリは、地元住民でつくる「ミホツ姫命(ひめのみこと)稲穂の会」(熊崎祥子代表、20人)が休耕田を活用して美観をつくろうと5月上旬、約4アールに種をまいた。6月下旬から徐々に咲き始め、今月10日ごろに満開となった。

 12日の大雨でヒマワリ畑は50センチほど水に漬かった。梅雨が明けた13日は弱って下に傾いた花もあったが、水害を乗り越え、畑一面に咲き誇った。

 稲穂の会メンバーの仁宮治紀さん(69)=松江市美保関町森山=は「駄目かと思ったが、大雨に耐えて安心した。今日の天気で復活してほしい」と話した。 (黒沢悠太)