ジュニア選手にアプローチの打ち方を指導する松澤知加子さん(左)=出雲市美野町、島根ゴルフ倶楽部
ジュニア選手にアプローチの打ち方を指導する松澤知加子さん(左)=出雲市美野町、島根ゴルフ倶楽部

 女子プロゴルファーの松澤知加子さん(56)を招いた特別レッスンが5日、4日間の日程で出雲市美野町の島根ゴルフ倶楽部で始まった。県内のジュニア選手たちが実際にコースを回って、状況に応じた打ち方や効果的な体の使い方を教わった。

 女子プロゴルフのステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陰中央新報社共催)の関連事業として開かれた。晴天に恵まれた5日は小学5年生から高校1年生までの男女10人が参加。3組に分かれ、1組3ホールずつ指導を受けた。

 松澤さんは「急ぐとスイングが崩れる。打つ前に一呼吸置いて」「お尻に体重を乗せて体を回してみて」などと声を掛けながら、ドライバーショットやアプローチショットなどを指導。ボールが右方向に飛ぶのが悩みという出雲市立四絡小学校5年の小村夢愛蘭さん(11)は「球を打つときにヘッドの面をまっすぐにすることを意識するよう教わり、すぐ成果が出て楽しくなった」と喜んだ。

 山陰ご縁むす美レディースは22日から3日間、鳥取県伯耆町丸山の大山平原ゴルフクラブで開かれる。

(黒沢悠太)