子どもたちにバイクの運転技術を披露する白バイ隊員＝大田市長久町、大田署
【大田】警察官の仕事に興味を持ってもらおうと、大田市長久町の大田署で６日、小学生や園児を対象に「大田署フェス２０２４」があり、１５０人の子どもたちが要人警護や１分警察署長を体験した。
白バイ隊員がオフロードバイクでドラム缶や机の障害物を乗り越えるデモ走行を披露して出迎えると、子どもたちから歓声が上がった。取調室などの庁舎見学もあり、署長室では一人一人が「１分警察署長」の任命を受け、署長席に座って記念写真を撮影した。
大臣級の要人の身を守る警護、交通安全の啓発で実施するドライバーの認知・判断力検査の体験もあり、警察官の幅広い業務を実感した。
大田市長久町の市消防職員森脇志郎さん（３７）の長男悠翔（はると）ちゃん（５）は「みんな格好良かった。警察官になりたい」と笑顔だった。（勝部浩文）
