全国初のマッスル(筋肉)トレイン、今秋運行―。JR山陰線下関(山口県下関市)―益田(益田市駅前町)間の沿線5市町などでつくる利用促進協議会が11月に列車内でボディービルコンテストを開催すると決めた。
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事務局の同県長門市によると、日本ボディビル・フィットネス連盟や旅行会社、JR西日本などと連携して実施する。
下関―小串間と長門市―益田間で開催。乗客が乗った列車が駅に止まると、ボディービルダーが乗り込んできて、乗客は間近に肉体美を鑑賞できる。コンテストの要素も盛り込む方向で調整している。事業費は280万円。
協議会は総会で、自転車を分解せずそのまま列車内に持ち込めるサービス「サイクルトレイン」の実証イベント開催(260万円)など2024年度事業も承認した。(中山竜一)