教員確保に関する中教審特別部会が、7月26日に答申案を公表した。現職教員として審議に期待し毎回傍聴してきたが、文部科学省や教育委員会、校長ら、教員を管理する側の言い分に終始した議論だった。この答申案では、過酷な学校現場を救う手だてにならない。

 6月に実施されたパブリックコメント...