商都・米子市の夏を彩る「第51回米子がいな祭」が17日、始まった。JR米子駅前通りを中心にパレードや多彩なステージが繰り広げられ、市民の熱気で盛り上がった。
米子駅前の特設ステージでは、子どもたちによる「がいな万灯」「がいな太鼓」「がいなCON」の共演があり、太鼓やダンスで見物客を楽しませた。10メートルを超えるさおにちょうちんをぶら下げた万灯を、額や腰に乗せてバランスを取る妙技を披露すると、観客から拍手が上がった。
50周年を迎えたがいな太鼓の記念ステージでは、米子がいな太鼓保存会に所属する4団体が演奏を披露。迫力ある音色に見物客がじっくりと聞き入った。
祭りは官民でつくる振興会が主催。最終日の18日は、午後7時半から500機のドローンによるショーと花火大会がある。
(藤本みのり)