松江市殿町の島根県民会館で14日、年末恒例の「県民手づくり『第九』コンサートin島根」があった。総勢約210人の合唱隊とオーケストラが迫力のステージを披露し、来場者900人が聞き入った。
1992年に県民参加型行事として始まり、34回目を迎えた。出演者は5月の結団式以降、月に1、2回のペースで練習を重ねてきた。
メインの「第九」では、合唱約140人とオーケストラ約70人がステージに上がり、力強い歌と演奏を披露した。フィナーレでは客席と一緒に島根県民歌「薄紫の山脈」の大合唱もあった。
主催した島根第九をうたう会の角久夫事務局長は、合唱の男声パートが充実したとし「期待以上の迫力ある演奏を届けられた」と話した。
(新藤正春)













