「出雲しんぶん縁日」が25日、出雲市斐川町出西の斐川環境学習センターであり、親子連れなど約130人が新聞紙を使った工作をはじめ、新聞の読み方を伝える教室などを通し、魅力を体感した。
縁日は、新聞に親しみを持ってもらおうと、山陰中央新報販売所出雲北支部が主催し、初めて開いた。
会場では、新聞紙約80枚を使った新聞ドーム、裁断された紙が敷き詰められた新聞プールが登場。ドームは高さ2メートル、幅3メートル、奥行き3メートルで、子どもたちが中に入って歓声を上げていた。新聞紙でかぶとや飛行機を作るコーナーもあり、来場者が挑戦し、完成後はかぶったり、廊下で飛ばしたりして楽しんだ。
北陵認定こども園の園児が新聞紙などで作った動物像の力作も展示され、来場者の目を引いていた。新聞社の社員が講師になり、新聞の効率的な読み方やスクラップの方法を伝授する教室もあった。
出雲市斐川町鳥井から家族で訪れ、紙飛行機を作った永見航太ちゃん(5)は「うまく飛んでうれしかった。家でも作ってみたい」と話した。 (佐野卓矢)