竹嶼の写真を見せ、様子を説明する大東中の大島悟校長=雲南市大東町養賀
竹嶼の写真を見せ、様子を説明する大東中の大島悟校長=雲南市大東町養賀

 竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))について日本の領有権を説明できる人材を育てようと、雲南市大東町養賀の大東中学校で16日、竹島問題をテーマにした授業が開かれた。大島悟校長(59)が、韓国の主張の矛盾点を指摘し、将来の民間交流に必要な知識を身につけるよう説いた。
 県教育委員会が進める竹島教育の一環で、3年生約100人が2日間にわたって授業を受けた。
大島校長は韓国の教科書に掲載された八道総図(1530年)や大韓全図(1899年)をモニターに映し、韓国側がこれらの古地図に登場する「于山島(うざんとう)」が竹島に当たると主張していることを説明した。
 その上で、于山島は韓国の鬱陵島(ウルルンド)の近くや西側に記載があり、実際の竹島の位置とは大きく異なると指摘。日本側は于山島が鬱陵島の東2キロにある竹嶼(ちくしょ)という小島とみていると指摘した。大島校長は2018年8月に鬱陵島を訪れた際、渡船で竹嶼に上陸した体験を話し「竹がたくさんあり、ここが于山島だと思った」と当時の写真を交えて伝えた。
 その後、生徒たちは同年代の韓国人に竹島問題をどう話すかを考え、于山島といった韓国が主張する歴史の矛盾点や、日本が国際法を守って竹島を領土に編入した点を理解した。
 (鎌田剛)