【松江】島根県内の多くの小学校で2日、始業式があった。松江市宍道町佐々布の宍道小学校では児童約280人が元気に登校して夏休みの思い出を振り返り、2学期を楽しみにした。
始業式で安達利幸校長が、パリ五輪や大社高校の甲子園での活躍などについて触れ「2学期は一番長く、多くの課外授業がある。たくさん挑戦してほしい」と児童たちに呼びかけた。
5年生の教室では児童一人一人が教壇に立ち、夏休みの思い出を発表した。夏祭りに行ったことや県外に旅行したことを披露すると、他の児童が手を挙げて「誰と行ったんですか」「何を食べたんですか」と次々と質問し、お互いの夏休みを共有していた。
5年の坂田愛華さん(11)は「習い事を頑張った夏休み。2学期には音楽会もあり、いっぱい練習したい」と意気込んだ。
島根県内の小中学校は8月21日から順次始業式が始まっている。台風10号の影響で30日に予定していた始業式を2日に延期した学校もある。(林李奈)