バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は10月3日、新シーズンが開幕する。パリ五輪を経て、国内のバスケットボール熱が高まる中、どんなシーズンになるのか、どんなドラマが待っているのか楽しみだ。B1新シーズンの見どころと、大型補強し、5日に初戦を迎える島根スサノオマジックの注目点を解説する。
(編集局・舟越幹洋)


 昨シーズンのチャンピオンシップはワイルドカードで出場した広島ドラゴンフライズが優勝という、衝撃の結末だった。広島はシーズン中盤まで苦戦が続いていたが、後半になってチーム力が一気に上がり、チャンピオンにかけ上がった。

 日本人、外国人ともに飛び抜けた選手がいるわけではなく、文字通り、チーム一丸となった攻守で勝利を引き寄せた。これがバスケットボールの魅力で、醍醐味だと思わせたチャンピオンシップだった。

バスケットボール男子Bリーグで初優勝し、喜ぶ広島の選手たち=5月、横浜アリーナ(共同)

 広島の優勝は他のチームにとって大いに刺激になったはず...