周遊型演劇「チドリの夢 デラックス」を公開稽古で演じる劇団員たち=鳥取市鹿野町鹿野
周遊型演劇「チドリの夢 デラックス」を公開稽古で演じる劇団員たち=鳥取市鹿野町鹿野

 【鳥取】鳥取市鹿野町鹿野の鳥の劇場を主会場に「鳥の演劇祭」(鳥の劇場運営委員会主催)が13日開幕する。地元の劇団「鳥の劇場」をはじめ国内外の8組が演劇、人形劇、ソロサーカス、民族音楽演奏など多彩な17演目を29日までの土日曜・祝日に上演する。

 毎年開き17回目。12日は城下町・鹿野を巡る周遊型演劇「チドリの夢 デラックス」の公開稽古があった。鹿野城主・亀井茲矩(これのり)がいた江戸初期や戦後へと時代も交錯するストーリー。鳥の劇場の劇団員や公募の出演者が動きやせりふを確かめた。演劇は14、15の両日午後4時から上演する。

 ほかの演目はブラジル出身のディアーナ・サレスさんのソロサーカス「私の中の男を殺す」(14、15両日午後6時半)や、英国の楽団ガロウェイ・アグリーメントの民族音楽演奏(16、23両日午後6時)など。

 17演目のチケットは、「チドリの夢 デラックス」や民族音楽演奏など4演目が大人1500円、18歳未満500円、未就学児無料▽「私の中の男を殺す」など10演目が大人2800円、18歳未満500円、未就学児無料▽ほか3演目は無料。ワークショップや展示もある。問い合わせは鳥の劇場、電話0857(84)3268。(桝井映志)