あんどんをのぞき込む子どもたち=松江市殿町、松江城
あんどんをのぞき込む子どもたち=松江市殿町、松江城

 松江市殿町の国宝・松江城と周辺をあんどんなどでライトアップする「松江水燈路(すいとうろ)」が28日開幕し、家族連れが淡い光の中を散策するなどして秋の夜を楽しんだ。

 松江市などが主催。優しい光をともすあんどん約千個が並んだ。

 二の丸上の段では、市民や子どもたちの手作りのあんどん444個が並べられた。今回から、防火などのため二の丸のあんどんの明かりはLEDになり、観光客が幻想的な風景を写真に収めるなどしていた。

 家族で毎年来ているという松江市立城北小1年の徳島季穂さん(7)は「かわいいあんどんがいっぱいあった」と話した。

 10月20日までの土、日曜、祝日と、10、11日の午後6時から9時までライトアップし、怪談イベントや地酒フェアなどもある。(林李奈)