切銀(きりぎん)とは貨幣として必要な重さになるように丁銀(ちょうぎん)、灰吹(はいふき)銀をタガネで切断したものです。今回、新たに切銀4点が確認された富田川河床遺跡(安来市広瀬町)は、戦国武将として知られた尼子(あまご)氏の居城・月山富田城の麓にある城下町跡で、寛文6(1666)年の洪水で廃絶しました。発掘調査は約40年前の昭和55...
富田川河床遺跡出土の切銀 安土桃山の銀流通増示す? 〈廣江 耕史〉
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