日本の山々を踏破したことで知られる、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さん(41)=群馬県沼田市在住=が26日、雲南市木次町里方のチェリヴァホールで講演する。百名山、二百名山、三百名山登頂達成の話を大山や三瓶山を中心に紹介。登山の魅力や最新のレースでのエピソードも語る。
演題は「チャレンジのその先へ」。田中さんは埼玉県で生まれ、6歳の時に北海道に移住した。一年の大部分を雪とともに過ごし、大学までクロスカントリースキーに没頭。大学卒業後、地図を頼りに自転車やカヤックで山や川を進むアドベンチャーレースに出合い、冒険にのめり込んだ。
時間は午後6時~同7時半で、入場料は千円。雲南市を中心に県東部の会員で構成する登山グループ「島根尖峰会」が設立10周年を記念して開き、先着400人。チケットはチェリヴァホールで購入できる。問い合わせは同ホール、電話0854(42)1155。