島根県と松江市は21日、計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。居住地は出雲市8人、松江、雲南両市が各3人、安来、浜田両市と県外が各1人。2桁の感染者は2日連続。17人のうち、中等症の浜田市在住の患者を除いて軽症。22日までに全員が医療機関に入院する。

 松江市は、21日発表した3人のうち2人は、前日に感染を発表した5人と同一の事業所だったとして、勤務先をクラスター(感染者集団)認定した。県内でのクラスターは14例目。勤務先は既に営業を休止し、全従業員の検査を終えた。市はさらなる感染拡大の恐れは低いとみる。

 出雲市の8人のうち7人は共通の接触者を含むが、同一の場所での感染かどうかは不明のため、クラスター認定はしていない。

 県内の累計感染者数は625人。21日午後4時時点の入院患者数は63人で確保病床(324床)の使用率は19・4%。

 松江市は新型コロナ対策本部会議を開き、上定昭仁市長は「感染が拡大する地域との不要不急の往来は慎重に判断し、会食は少人数、短時間でいつも近くにいる人たちとしてほしい」と呼び掛けた。  (取材班)