平塚智朗社長(左)からチャイルドシートを受け取る三島進会長=松江市袖師町、松江署
平塚智朗社長(左)からチャイルドシートを受け取る三島進会長=松江市袖師町、松江署

 【松江】総合建設業の松江土建(松江市学園南2丁目)が23日、チャイルドシート25台を松江市交通安全協会に寄贈した。

 会社の創立80周年を記念した社会貢献活動で、6月に開いたイベントの収益などを地域に役立てようと企画した。

 チャイルドシートは0~9歳用で、最長で半年間、無料で借りることができる。返却時にクリーニング代として千~2千円程度が必要。

 松江市袖師町の松江署であった贈呈式で、松江土建の平塚智朗社長は「将来を担う子どもの命を守るのに役立ててほしい」と話し、市交通安全協会の三島進会長は「寄贈されたチャイルドシートを市民に広く使ってもらいたい」と感謝した。

 道路交通法で6歳未満の子どもはチャイルドシートの着用義務がある。今年5、6月の警察庁と日本自動車連盟(JAF)の調査で6歳未満のチャイルドシート使用率は島根県内で89・2%で、全国平均の78・2%を上回っていた。(松本ひろ)