【出雲】出雲市浜町、縁結び交流館で23日、第30回出雲総合芸術文化祭の「書道展」が始まった。27日まで。入場無料。
書道展には出雲書道会会員の作品82点と、公募で寄せられた15点、歴代会長の作品4点が展示された。出雲書道会は出雲市内を中心に30代から90代の会員約100人が所属し、6団体に分かれて活動している。
漢詩や詩文、現代文といった会員がそれぞれの思いを込めて表現した力作が並ぶ。
今回は30回記念として、会の初代会長・槙原碧雲(へきうん)さんをはじめ4代目まで歴代会長の秀逸な作品も展示した。現在の7代目会長・若槻十鴻(じっこう)さん(85)=出雲市大津町=は「歴代会長の作品は文字の黒と余白の白のバランスや線の質が素晴らしい。名作を見てほしい」と来場を呼びかけた。
午前10時から午後5時まで。最終日は午後4時まで。(佐藤一司)