島根県高校バスケットボール選手権が11月1日、男子29チーム、女子22チームが出場して開幕する。島根の高校バスケ界は近年、男女とも公立の伝統校と私立の強豪校の力が拮抗(きっこう)し、「戦国模様」。今年も全国高校選手権(ウインターカップ)出場を懸けた戦いは激しさを増しそうだ。本紙では書き尽くせなかった各チームの注目選手を紹介する。

【組み合わせ表】<展望>男子、松江東V争いの中心 女子、松江商が一歩リード 島根県高校バスケ

・記録 初日の男女1回戦

 【男子】

 ▼松江東、インターハイ経験し成長
 6月の県総体を制した松江東は、北部九州総体(インターハイ)で強豪・藤枝明誠に完敗したものの、全国レベルの試合を経験し成長した。強力なフィジカルを生かしたリバウンド、鋭いドライブでチームをけん引する橋本、3点シューターの...