来春の選抜大会出場の重要な資料となる第143回秋季中国地区高校野球大会第4日の3日、島根県立浜山公園野球場で準決勝2試合があった。米子松蔭(鳥取2位)は矢上(島根3位)を2-0で下し、初の決勝進出を決めた。選抜大会の中国地区出場枠は二つのため、米子松蔭は出場に向け大きく前進した。
米子松蔭は二回、佐谷知輝や後藤朝登の連打でチャンスをつくって先制すると、三回に佐谷の右前適時打で追加点を挙げた。先発新里希夢は9回を無失点に抑えた。
広島商(広島1位)は岡山学芸館(岡山1位)を6-3で下した。
最終日は4日、同球場で決勝がある。 (黒崎真依)
【関連】矢上、あと一本出ず 3投手継投に「らしさ」秋の高校野球中国大会 第4日
▽準決勝
矢 上
000000000|0
01100000X|2
米子松蔭
(矢)和田、鈴木、的場-花田
(米)新里-惣郷
▽二塁打 原(矢)岡崎(米)
▽試合時間 1時間53分
【評】米子松蔭は二回、...