任期満了に伴う雲南市議選が10日、告示された。定数19に対して21人が立候補し、選挙戦に入った。各立候補者は医療福祉や子育て、教育環境の充実などを訴えている。投開票は17日。

 立候補者の内訳は現職11人、新人10人。党派別は無所属19人のほか、いずれも現職で公明、共産が1人ずつ。町別で見ると、大東10人、三刀屋4人、加茂3人、木次3人、掛合1人。吉田は2020年の前回選に続き立候補者はいなかった。

 大東は市全体の選挙人名簿登録者数約3万人のうち、約9600人がいる大票田で、前回選では立候補した7人全員が当選した。人数が3人増えた今回は現職4人、新人6人が票を奪い合う混戦となる。

 10日は立候補者が地域を巡り、支持を呼びかけた。

 投票は17日午前7時~午後7時(一部は午後6時)、市内各地の交流センターなど計34カ所で受け付ける。期日前投票は11~16日の午前8時半~午後8時、木次町里方の市役所本庁舎と各町の総合センターで行う。

 11月9日現在の選挙人名簿登録者数は2万9858人(男1万4342人、女1万5516人)。
 (山本泰平)
 

雲南市議選立候補者(定数(19)-21人、届け出順)...