鳥取県警は11日、米子市の50代男性が架空料金請求名目で、現金186万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 県警捜査2課によると8月28日、男性はインスタグラムで知り合った女に副業を紹介され、さらに別の人物に従い、副業に必要なサイトやアプリを登録。実際に副業をすると、サイト上で利益が出たという。

 しばらくして「プロジェクトに参加すれば、振り込んだ参加費が300%に増える」と言われ、参加費として66万円を振り込んだ。その後、指示通りに副業を行ったが、操作ミスを名目に120万円を請求され、さらに振り込んだ。

 男性がサイト内の残高を出金しようとすると、税金を振り込むよう指示され、不審に思って警察に相談した。