トロフィーの制作を担当するかわなべかおりさん=出雲市斐川町出西、ガラス工房Izumo
トロフィーの制作を担当するかわなべかおりさん=出雲市斐川町出西、ガラス工房Izumo

 優勝者に贈られるトロフィー作りを担うのは、ガラス工房Izumo(出雲市斐川町出西)の、かわなべかおりさん(44)。「この大会での勝利がずっと優勝者の心に刻まれるようなトロフィーにしたい」と制作に励む。

 2016年に富山県からUターンし、夫婦で工房を開いたかわなべさん。普段はグラス、一輪挿しなどを中心に作り、工房に併設するギャラリーで展示、販売する。

 主催者から制作依頼を受けた優勝トロフィーは、大会名にある「縁」にちなみ、直径約40センチの円盤形。「山陰から世界へ」という大会キャッチフレーズに着想を得て、選手たちが大空へきらびやかに羽ばたく場面を透明感のある青色や、銀箔(ぎんぱく)で表現する。

 制作は21日に始めたが、トロフィーの素材は、普段使っている透明なガラスに比べて扱い方が難しい上、サイズが大きいため「一発じゃ決まらない。失敗も多い」と笑う。

 現在、厚みや模様を変えるなど試行錯誤中。なかなか思うようにはいかないが「どんなものができるか楽しみで、わくわくしている」と前向きな気持ちで臨む。

 夏場特有の風鈴やビアグラスの制作に追われながらも、納得いくまでトロフィーづくりに向き合うつもりだ。

 大会では、レギュラーツアーを目指す選手たちによる白熱した戦いが予想される。「同じ女性が頑張っている姿を見ると勇気が湧く。手作りならではの温かみのある作品を届けたい」。選手と同じく大会に関わる女性の一人として、持てる力を全て出し切る。 (月森かな子)