野菜の摂取量などをチェックする来場者(左)=松江市宍道町上来待
野菜の摂取量などをチェックする来場者(左)=松江市宍道町上来待

 「きまち健康の里フェスティバル」が10日、松江市宍道町上来待の宍道農村環境改善センター周辺であった。食、運動、憩いをテーマに多彩なブースがお目見えし、老若男女でにぎわった。

 地元の自治会らでつくるきまち健康の里活用委員会が、来待地区の健康関連6施設を活用して主催した。

 健康コーナーでは、手のひらをセンサーに当てるだけで野菜摂取量を測定できる機器を来場者が試し、栄養バランスをチェック。「こんなに野菜を取ってないんだ」と驚きながら、担当者から健康的な生活に向けた助言を聞いた。

 これまで行政主導だったイベントは、今年から活用委員会が引き継いだ。吉岡彰紀会長(50)は「来待地区の中核となる施設を活用したイベントが継続できてよかった。今後も何らの形でにぎわいの場を残したい」と意気込んだ。(多賀芳文)