広島、岡山両県を結ぶJR芸備線の一部区間の存廃を話し合う「再構築協議会」が入り口でつまずいている。地域交通や観光、災害対応など日本全体でみた鉄道の役割と必要性を国が明示するよう沿線自治体が求める一方、国は個別区間の将来を考えるのが協議会の目的と主張。平行線が続けば協議会の議論が長期化する可能性も出ている。

 10月16日、...