松江市玉湯町林で木工品を製作する栗原哲朗さん(73)の花かご展が、同町玉造の出雲玉作資料館で開かれている。山陰両県内の山林で採取したかずらを素材にした作品が来場者を楽しませている。12月20日まで。入場無料。
11月に採取したかずらを編んだ新作の花かごなどを中心に約35点が並ぶ。高さ約50センチの小ぶりの花かごには、栗原さんの自宅で採れたカキやキク、カラスウリなど秋の植物を入れ、季節感にあふれている。約150センチの大きなかごもあり、迫力と繊細な手仕事ぶりを感じられる。
栗原さんは「季節を感じられる作品を並べた。作品をどんどん増やしているので見に来てほしい」と呼びかけた。
午前9時~午後4時半。(林李奈)