【浜田】浜田市三隅町古市場、三隅小学校でこのほど、手形を使った創作教室があり、6年生の親子が手のひらを紙に押し、思い出の絵を作った。
教室は卒業前の思い出にしようと、保護者らが親子活動の一環として開いた。手形を活用したワークショップを開く木束麻矢さん(36)が講師を務めた。
参加した親子約50人は、手のひらに青やピンク、黄緑色などのインクを付け、A4サイズの台紙にそれぞれの手形を圧着した。シールや線を加えて好きな絵に仕上げた。
親指を鼻、残り4本の指を足と見立ててゾウを表現した親子は「目はこのあたりかな」と、協力しながら1時間ほどでかわいらしい一枚を完成させていた。
清水結愛(ゆあ)さん(11)は「シールをうまく貼れて全体的にかわいくできた」と喜び、母親の未来(みく)さん(35)は「大きくなった子どもの手に驚いた。家に飾って絵を見ながら成長を見守りたい」と話した。(宮廻裕樹)