島根県西ノ島町の豊かな自然と文化を写真で紹介するカレンダーの販売が始まった。地元のアマチュアカメラマンや大人の島留学生が撮影した中から町観光協会がよりすぐり、季節感あふれる仕上がりになっている。
カレンダーはA4判の月めくり。焼火神社の崖に咲く純白のセッコクや、サクラが満開になる由良比女神社といった名所を彩る花が美しく咲く一瞬を捉えた作品が選ばれた。
また、夜の国賀海岸に輝く無数の星や観音岩の脇に沈む夕日といった絶景もある。写真は島前に通って撮影を続ける隠岐の島町有木の高宮清道さん(77)や地元のカメラマン、写真が趣味の島留学生の作品も採用された。
中山佳昭事務局長(56)は「今年は西ノ島らしい写真が多くなった」と話した。1部800円で2500部を発行。町観光協会のほか、別府地区の土産品店で販売する。島外からの購入も可能(送料別途)。問い合わせは西ノ島町観光協会、電話08514(7)8888。
(鎌田剛)