生後間もない赤ちゃんから採血して、先天性の希少疾患の有無を調べる「新生児スクリーニング検査」。発症前に病気の可能性をいち早く見つけて治療を始めることで、症状の進行を抑えるのが狙いだ。新たな治療法の開発を背景に、自治体の公的事業では対象外の病気でも、任意の有料検査を実施する取り組みが広がりつつある。 2020...