署名簿を提出する中谷保宣会長(右)=島根県津和野町森村、津和野署
署名簿を提出する中谷保宣会長(右)=島根県津和野町森村、津和野署

 飲酒の機会が増える年末年始を前に、鹿足地区安全運転管理者協会が12日、飲酒運転根絶を誓う69事業所1695人分の署名簿を島根県津和野町森村の津和野署に提出した。

 中谷保宣会長(70)が津和野署で署名簿を提出した。飲酒運転の危険性を認識するとともに「酒を飲んで運転しないよう、各事業所でも呼びかけている」と話した。受け取った松原稔英署長は「一人一人意識を持つことが撲滅につながる。一件もなくなるように努力する」と述べた。

 協会には建設業や福祉施設など、車両を5台以上かマイクロバス1台以上を保有する事業所が加盟する。

 飲酒運転事案は11月末時点で、津和野署管内で1件、県内では前年同期比19件増の115件あった。(藤本ちあき)