路上に目をこらしてごみを探す西郷ファイターズの選手と保護者=島根県隠岐の島町栄町
路上に目をこらしてごみを探す西郷ファイターズの選手と保護者=島根県隠岐の島町栄町

 島根県隠岐の島町の少年野球チーム「西郷ファイターズ」の選手と保護者らが14日、同町西町の西郷小学校周辺の清掃活動を実施した。きれいな環境で年越しをしてもらおうと、手分けして路肩や草むらに落ちたごみを拾った。

 清掃活動は、応援を受ける地域に恩返しをするための年末恒例の行事で、選手25人と保護者が2班に分かれて西郷小を出発し、中町や城北町の広範囲を歩きながら、ごみを拾った。路肩の雑草に雪が残る中、目をこらしてごみを探した。マスクや菓子の包装紙といったごみを見つけると、選手たちが競うように火ばさみで回収した。

 西郷小5年の藤原駿希主将(10)は「思ったほどごみは多くなかった。来年はJAカップ優勝を目指したい」と話した。(鎌田剛)