2025年度に中国5県を中心に開催される全国高校総体(インターハイ)で、安来市が会場になるフェンシング競技のポスター原画の最優秀賞に安来高校2年、小林耕太郎さん(16)の作品が選ばれた。情熱と躍動感があふれる作品はポスターのほか、競技プログラムの表紙などに使われる。
安来と情報科学高校から8点の応募があり、5点が入選した。
小林さんの作品は選手の情熱を背景の黄色から赤へと変化していくグラデーションで表現した。中心には選手2人を配置し、体の傾きやしなる剣から競技の勢いが感じられる。
田中武夫市長から表彰状を受け取った小林さんは「安来高校のフェンシング部は強い。高校生の熱さを絵の中に取り入れた」と話した。
優秀賞には情報科学高校2年、宮本凛音(りん)さん(17)と安来高校1年、槇原心寧(ここね)さん(15)が選ばれた。(狩野樹理)