バスケットボールのりそなBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは14、15日に東京、18日に長崎とアウェーで対戦し、1勝2敗で通算15勝7敗になり、西地区2位に後退した。中地区首位の東京との対戦は激闘になり、初戦は延長で敗れたが、2戦目は立て直し、快勝した。長崎とはリードを奪う展開だったが、最終クォーターで逆転された。今週末の21、22日はホームの松江市総合体育館で、東地区3位の群馬と対戦する。東京、長崎戦を解説し、群馬戦の見どころと年内の西地区順位争いのポイントを紹介する。(編集局・舟越幹洋)

 東京戦と長崎戦で「スサマジの強さ」と「今季のB1レギュラーシーズンの難しさ」を同時に感じた。

「スサマジ強い」内外に示す

 まず、強さについて。「すごい、やはり島根は強い!」。東京との2試合目、4クォーターを見て、しみじみ思った。ブース...