ゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむ来場者=島根県飯南町佐見、琴引フォレストパークスキー場
ゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむ来場者=島根県飯南町佐見、琴引フォレストパークスキー場

 島根県飯南町佐見の琴引フォレストパークスキー場が20日、今季の営業を始めた。待ちかねていたスキーヤーやスノーボーダーがゲレンデで初滑りを楽しみ、白銀の世界を満喫した。

 ゲレンデの積雪は70センチ。昨シーズンは雪不足だったが、今シーズンは12月中旬にまとまった雪が降ったという。県内外からスキーやスノーボードの愛好者が次々と訪れ、雪の感触を確かめながら滑りを楽しんだ。

 松江市から訪れた会社員中林央幸(ひろゆき)さん(33)は「ちょうどいい雪のコンディションで滑りやすかった」と喜んでいた。運営する飯南トータルサポートの福岡一樹専務取締役は「子どもや初心者の方も気軽に訪れてほしい」と話した。

 2025年3月上旬まで営業する予定で、積雪次第で延長する。入り込み客数は昨シーズンより約1万人多い3万人を目指している。

 島根県内では邑南町市木の瑞穂ハイランドスキー場も20日に営業を始めた。(福間崇広)