山陰中央新報社文化センター松江教室(松江市殿町)で開かれている連続講座「ミステリアス島根半島~四十二浦巡り・ジオパーク探訪」の来年1~3月期は、飯塚大幸一畑薬師管長を講師に迎えての座禅体験などがある。

 講座は島根半島四十二浦巡り再発見研究会との共催で、10月から毎月開く。全15回。

 1月18日は「巡礼結願の寺 一畑薬師」と題し、研究会会長の飯塚管長が「目の薬師」信仰の広まりや四十二浦巡りとの関連について語る。併せて、臨済禅を体験する。

 2月15日は鰐淵コミュニティセンター長を務めた高橋一夫さんが「鰐淵寺と韓(から)竈(かま)神社探訪」をテーマに、弁慶伝説や出雲神話とのつながりを話す。

 3月15日は野村律夫島根大名誉教授による「地質学から見る島根半島西部地域」で、出雲国風土記に記される猪目洞窟などを地質学の視点から解説する。

 いずれも午後1時半~3時。受講料は6600円(3講義分)。文化センターを初めて利用する場合、入会金3300円が必要(割引制度あり)。申し込みは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。