亀谷優子氏
亀谷優子氏

 共産党島根、鳥取両県委員会が26日、来夏の参院選鳥取・島根合区選挙区(改選数1)に、党島根県委員会常任委員の亀谷優子氏(38)を党公認候補として擁立すると発表した。

 亀谷氏は取材に対し、詳細は来年1月6日の記者会見で述べるとした上で「(10月の)衆院選で国民の怒りを受け、与党が過半数割れした。参院選で大元から国の政治を変えていきたい」と話した。

 亀谷氏は兵庫県出身で、高知大人文学部卒。民主青年同盟(民青)島根県委員会副委員長を務めた。大田市内の農場勤務を経て2018年の大田市議選に初当選。市議を辞職して今年10月に衆院選島根2区に立候補し、落選した。

 自民は、党内で合区選挙区と比例代表特定枠の候補の入れ替え案が浮上。合区選挙区は鳥取側の舞立昇治氏(49)=2期=、特定枠は島根側の三浦靖氏(51)=1期=が改選を迎える。立憲民主、国民民主両党がそれぞれ候補擁立を目指している。

(原暁)