正月料理の定番として、島根県東部や鳥取県西部で食べられてきた「赤貝」(学名・サルボウガイ)。1970年代後半、一大産地だった中海で採れなくなり、食卓で見かける機会が減った。中海漁協を中心に再興の動きもあるが、漁獲量は限られ、入手が難しい状況が続く。一方、養殖に成功した韓国では食文化として広がりつつあり、韓国ドラマで赤貝を食べるシーンが流れる。
仕入れを手がける共同貝販売(出雲市姫原町)の園山正彦社長(80)は韓国産を輸入して流通させ、山陰の食文...
正月料理の定番として、島根県東部や鳥取県西部で食べられてきた「赤貝」(学名・サルボウガイ)。1970年代後半、一大産地だった中海で採れなくなり、食卓で見かける機会が減った。中海漁協を中心に再興の動きもあるが、漁獲量は限られ、入手が難しい状況が続く。一方、養殖に成功した韓国では食文化として広がりつつあり、韓国ドラマで赤貝を食べるシーンが流れる。
仕入れを手がける共同貝販売(出雲市姫原町)の園山正彦社長(80)は韓国産を輸入して流通させ、山陰の食文...
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