1988年公開の「異人たちとの夏」(大林宣彦監督)で、秋吉久美子さんは「東京の下町に暮らす、からっと明るいお母さん」というそれまでのイメージと全く違う役柄を見事に演じ、ファンを驚かせた。

 40歳のシナリオライター原田(風間杜夫さん)が、1人で暮らしているマンションで、不思議な女性(名取裕子さん)と出会...