松江署は30日、有料サイトの延滞金・解約金名目で、松江市在住の60代男性が電子マネー10万円分をだまし取られる架空請求詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、男性は6日、携帯電話に「契約の違約金が発生しています」とのメッセージが届き、記載の番号に電話すると「延滞金と解約金が支払われていません」などと言われ、指示されるまま電子マネーをコンビニエンスストアで購入し、ID番号を伝えた。

 7日に日本個人データ協会を名乗る男から「あなたの携帯は犯罪に使われており、このままだと訴訟を起こされる」などと支払いを求める電話を受け、同署に相談して詐欺に気づいた。