鳥取県警は20日、鳥取県西部の50代男性が現金約399万円をだまし取られる交流サイト(SNS)型ロマンス詐欺被害に遭ったと発表した。
県警捜査2課によると、昨年11月17日、男性のSNSに女から連絡があり、LINE(ライン)でやりとりをするようになり、親交を深めた。女から「私はゲーム会社の広告代理店の副業でもうけている。利益率は約16~22%になる」と繰り返し誘われ、必要なアプリをダウンロードした。
副業は、アプリを通じてゲーム会社の広告配信費用を負担すると、後に利益が出る内容。男性が12月25日に4万円を振り込んだところ、アプリ上で利益が出ている表示があり、現金が振り込まれたという。
このまま継続すればもうかると思った男性は同月30日まで計10回にわたり、配信費用として約399万円を指示された口座に振り込んだ。
男性が取引する金融機関から県警に情報提供があり、県警が男性に確認したところ被害が発覚した。













