2025年度の全国高校総体(インターハイ)なぎなた競技のポスター図案に出雲北陵高校3年、嘉儀(かぎ)夏実さん(18)の作品が選ばれ23日、出雲市役所で表彰式があった。作品は競技プログラムの表紙にも使われる。
なぎなた競技は出雲市西林木町、市総合体育館(出雲だんだんとまとアリーナ)である。同市の実行委員会(会長・飯塚俊之出雲市長)が市内の8高校と特別支援学校を対象にポスター図案を募集した。19点の応募があり、審査で最優秀賞に嘉儀さん、優秀賞に出雲北陵高校3年、勝田愛弓(あゆみ)さん(18)、優良賞に大社高校2年、中尾柑菜(かんな)さん(17)の作品が選ばれた。
嘉儀さんは水彩絵の具を使い、青を基調にまとめた。絵の具を含ませた筆を振り回してなぎなたの軌道を表現し、技の瞬間を切り取った。
表彰式で飯塚市長から賞状を受け取った嘉儀さんは「ポスターでインターハイを盛り上げ、競技に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。
入賞作品は市役所1階東側展示スペースで2月7日まで展示する。(佐藤一司)