公園関係者(左から2人目)に教わりながら、カキの殻を外す来場客=雲南市三刀屋町坂本、明石緑が丘公園
公園関係者(左から2人目)に教わりながら、カキの殻を外す来場客=雲南市三刀屋町坂本、明石緑が丘公園

 焼きガキを楽しむ「かき祭り」が26日、雲南市三刀屋町坂本の明石緑が丘公園であり、家族連れなど7組18人が炭火で焼いた冬の味覚を堪能した。祭りは3月9日まで毎週日曜日にある。

 公園内のビアガーデン会場で炭火を囲んで食べるバーベキュースタイルで、カキは岡山県有数の産地・寄島産。来場客は殻付きのカキを金網で焼き、レモン汁をかけるなどしてぷりぷりの身を味わった。両親と訪れた雲南市の大東小学校3年、松島柊浬さん(9)は「カキは大好き。おいしかった」と話した。

 公園の指定管理者が冬場の集客対策で2024年に始め、好評だったため今年も企画した。時間帯は正午~午後1時半で、料金はカキ(10個程度)が税込み2千円、カニ汁と炊き込みご飯セットが同500円。事前予約が必要。問い合わせは公園内の明石ふれあい館、電話0854(45)5678。(福間崇広)