山陰両県は29日、冬型の気圧配置が強まって寒気が流れ込み、山沿いを中心に積雪があった。

 松江、鳥取両地方気象台によると、午後5時時点の積雪は赤名(島根県飯南町)44センチ▽横田(同奥出雲町)17センチ▽大山(鳥取県大山町)126センチ-など。

 風も強まり、最大風速は浜田15メートル▽西郷岬(島根県隠岐の島町)14・8メートル▽松江13・1メートル▽湖山(鳥取市)12・1メートル▽米子8・8メートル-など。隠岐汽船のフェリーが海上しけのため午前の2便が欠航し、隠岐島前高校が臨時休校となった。

 30日以降、いったん冬型の気圧配置は弱まる。2月4日ごろから再び強い寒気が流れ込み、大雪になる可能性がある。